1歳の息子が川崎病になった時。入院、治療法や退院後の後遺症は?(後編)

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こんにちは、ririです☆前回は川崎病についてどんな病気か、どのような症状なのか、そして息子が発症した当時の入院するまでの流れを書いてみました。まだそちらをみていない方はぜひ見てみてください。

riri1120.hatenablog.com

 

今回は入院してから退院までの流れや治療法、それから退院後の生活や後遺症についてを書いていきたいと思います。

 

息子が入院したのは発熱してから4日目のことでした。川崎病は発症してから治療するまでが早いほど心臓に負担が少なくなるので、病院が早く治療を進めてくれました。

 

入院初日(発熱4日目)

まず息子がコロナに感染していないか検査をしてからではないと治療ができないため、PCR検査をすることに。そして、このご時世のためどんなに小さい子供が入院するときでも保護者が一緒に入院することが許されませんでした。(これがマジでキツかった・・)入院当時の息子はまだ1歳。夜間は何度も授乳をしていたし、私と離れて寝たことはほぼありません。そんな息子が見ず知らずの病院で一人でいられるはずが無い…と病院の先生に懇願したのですがどうしても無理だということでした。。でも、息子の病気が治るならと泣く泣く暫しのお別れをしました…。幸いなことに、この時はコロナ蔓延状況も少し落ち着いていたので、朝から夜まで面会はできたのでよかった!

 

入院2日目(発熱5日目)

息子の熱は37.8にまで下がりました。そして発疹も少し薄くなったとのこと。

この日は朝に先生から息子のPCR検査の結果と治療状況の電話がくる予定でした。

結果は陰性。治療状況は昨日から1日かけてグロブリンという免疫の成分を投与しているらしくこれで聞いてくると熱が下がるはずだがまだ下がりきっていない、でもまだ投与の途中のため完全に投与が終わってからが重要。もう少し様子見。とのことでした。

すぐに面会時間に息子に会いに行ったのですが、息子はボクサーみたいなグローブで手を覆われていて、いろいろな線で繋がれ、檻みたいに高い柵のベッドにいました。

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相当泣いたようで声がハスキーに…。そして、私が会いに行って声をかけても私の顔を見てくれず「まま〜!!!」と壁に向かって大泣きしていました。僕がこんなに辛い思いをしているのにママはどこに行ってたの!!!ひどいよ!!と息子の心の声が聞こえました…。ごめんよ、息子。。。

 

入院3日目(発熱6日目)

この日は心臓のエコーを撮ってもらいました。とりあえず問題なし。熱がまだ下がり切ってないのが、再発熱という反動で出てる熱の可能性もあるけど、また唇が赤くなってきたり機嫌がめちゃくちゃ悪いのを見るときちんと効いてないのかも。とのこと。(川崎病の子はめっちゃくちゃ機嫌が悪くなるらしい。ナースの方が言ってました。がちでやばかった…何してもずっと怒って泣いてる感じだった)このまま熱が上がったら、転院して違う治療するか、またここで同じ治療するかを決めるらしい。発熱して10日経つと今の病院では治療できないから転院して違う治療だけど、今の段階で息子は6日目だからもう一度同じ治療をする事に。

 

入院4日目(発熱7日目)

39.3まで上がってしまった為朝からまたグロブリン投与開始!この日も機嫌が悪め。

 

入院5日目(発熱8日目)

だんだん熱も下がってきて、効いているとのこと。発疹や唇の赤みも引いてきた!

 

入院10日目(発熱13日目)

なんとコロナ蔓延で病院が逼迫…全員面会不可に…!!荷物などのみナースステーションでの受け渡しに。。

 

入院12日目(発熱15日目)

前日の心臓エコーでの結果で問題ないとのことで、ようやく退院!!よく頑張ったよ息子〜!!

 

結果、12日間入院をしていました。ただ、1回のグロブリン投与で大体の子が効く所息子は効かず、2回目の投与までしたので少し入院が伸びました。それでも、元気になってよかった…💓

 

退院してからは、心臓に動脈瘤ができないように2ヶ月間アスピリンという血をサラサラにするお薬を毎日飲みます。激しい怪我をすると血が止まらなくなるので、保育園にも説明をして注意深く観察してもらいました。

また、川崎病になった子が気をつけないといけないのは、顔面蒼白になったり、意識がなくなったりする事です。心臓に異変があるとそのような症状が出るので、そうなったら直ちに救急車を呼ぶようにと言われていました。

予防接種にも注意です。生ワクチンと呼ばれる、おたふくや麻疹の予防接種は治療して半年経たないと打てません。

また定期的に心臓エコーを撮ってもらって、異変がないかを見てもらう必要があります。息子は初めの2ヶ月は1ヶ月に1回、それから3ヶ月に1回、半年に1回…と間隔を広げながら見てもらっています。

今のところ、後遺症もなく普通の子と同じように外で元気よく遊んで、やんちゃな子に育っています!川崎病は大きくなっても定期検診があったり病気と付き合っていかないといけないため、大きくなったら本人にも小さい頃に川崎病になった事を伝えようと思っています。

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川崎病を発症した時は、なにか育て方が悪かったか自分を責めたり、治る病気なのか不安になって焦ったりすると思います。

 

でも、症状をよく見て早く川崎病を見つけたり、川崎病がちゃんと治療すれば治る病気である事を知っていれば冷静に対応できると思います。

そんな人が増えたら良いなと、体験記を書いています😊👍

 

1人でも、川崎病の事を知ってくれる方が増えたら嬉しいです😆

 

 

 

 

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